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高校3年の7月まで部活も、その後の集中力で勝負 東京大学理科Ⅰ類合格
大学・学部 東京大学教養学部 理科1類 1年 現役
高校 都内私立御三家の一つ
指導歴 オンライン家庭教師eゼミくんで高校生数学を指導
合格体験記
私は高校3年の夏まで運動部に属しており勉強時間がなかなか取れなかったことから、短時間で効率よく仕上げることを意識して勉強しました。例えば、高校3年の1学期は部活があり帰宅後は疲れて勉強できなかったので、早めに寝て早朝に登校し2時間ほど勉強するようにしていました。
戦略としては夏までに英数を固め、その後理科を一気にやることを決めていました。実際には英語は夏に問題練習をできるレベルまで持っていくことができましたが、数学は夏休みが始まる時点で数Cがほぼ手に付かず、他も基礎から標準レベルに不安がある状態でした、結局夏休みの前半には数学を固めることになり、理科を始めたのは夏休みも終わりになってからでした。理科は夏の東大模試で物理化学あわせて20/120といった有様だったので基礎から始めました。
勉強のスタンスとしては、ある程度まとまった期間(1週間くらい)で1科目もしくは2科目を集中してやることを意識しました。少々理解に苦しむところがあっても飛ばして進めていき、本当に何もわからなくなったら引っかかったところに戻ってやり直すようにしました。問題集は薄めのものを短い期間で1周するようにしました。
センター試験の前には過去問をできるだけ解きました。特に数学1Aの三角比の分野には不安があったのでそこだけ本試・追試あわせて40回分解き、他の科目も20回分ずつくらい解きました。センター試験は過去問を解けばある程度傾向をつかむことができるので、まず数年分解いてから苦手科目を復習すると良いと思います。
センター試験後は1月の終わりころまでに理科の手付かずだった分野の問題を解き、2月には理科の過去問を1日に2~3年分ずつ、そして合間に数学英語の過去問や模試の過去問を解いていました。国語はあまり解きませんでした。東大の理科に関して言えば、問題量が多く時間内に解ききるのが難しいので、数をこなして時間感覚を身に付けるのが重要だと思います。
現役生は手付かずになってしまったり苦手を克服できない分野が気になり、万全の準備で本番を迎えるのは難しいと思います。しかしそれは他の受験生にも共通していることで、結局解ける問題を確実に解くことが合格の鍵だと思います。これが一番難しいのですが本番と同じように緊張した状態で演習をし、本番では逆に何とかなると力を抜いて試験に臨むなど、心がけ次第で実力が発揮できるのではないでしょうか。
*1日の勉強時間
高校2年 1時間 高校3年 4月から7月 5時間 8月から12月上旬 7時間 12月中旬以降11時間
*センター試験の勉強開始
12月過去問と実戦問題集
*赤本の開始
数学11月 英語8月 理科1月
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