生徒さんのご希望
カナダの現地校に通う高3女子。高校の成績を上げてTOEFLのスコアを伸ばし、帰国子女枠での大学入試に備えたいとのこと。特に数学の成績が良くないので基礎からしっかり学びたい。TOEFLでは解答作成のポイントがあれば学びたい。帰国子女入試では過去問対策で英語小論文をみてほしいとのことです。
指導内容・予定
まず、学校の数学対策としては、毎週数学の復習に重点を置き授業しました。質問したい範囲についてテキストやプリントのファイルを送ってもらい、学習コーチが見やすいファイルに変換して先生に送付、予習したうえで授業に臨みました。かなり難解なものもあり苦労しましたが根気よく授業についてきてくれました。TOEFLはメリハリをつけて内容を読み取るように練習しました。先生と読みながら、どこが大事な文かを指摘します。同時に学術単語の語彙を増やしました。小論文は過去問を中心に添削を行い、添削したものを予め生徒さんに送付したうえで、訂正すべきところを指摘しました。必ず書き直したものを再度送付してもらうようにし、添削は合格レベルになるまで書き直しを徹底しました。実際は最大でも3回目位で十分な内容となりました。帰国子女の入試2か月前から本格的に小論文の添削を開始しました。それ以前の半年余りは、学校の授業内容の復習とTOEFLの長文問題に取り組みました。
使用教材・先生
学校のテキスト・配布されたプリントをコピーしたものを使いました。TOEFLは日本で購入した書籍をEMSで送り、オンライン家庭教師eゼミくんの先生と生徒が同じ書籍を使って勉強しました。小論文は過去問を入手し、練習しました。また似た問題を探して練習しました。答案は添削してより良い答案に書き直しました。入試直前にはスカイプの会議通話を使ってWebカメラでお互いを映し面接練習を行いました。普段担当している先生にも同席してもらい、私は維持に悪い質問をする役になりました。数学は帰国子女で東大生の方、英語はロンドン在住のプロの翻訳家の方にお願いしました。
結果
苦手になりつつあった数学は学校に試験で比較的良いスコアが付きました。TOEFLも読解力が向上しました。小論文対策は、面倒でも書き直しをして合格レベルに足りないものは何か自分なりに掴んでくれました。面接は比較的リラックスしてできたそうです。聞かれた内容も模擬面接でやったことでした。結果は関西学院大学に合格できました。国際貿易について勉強したいそうです。