①論説文・説明文は段落の要点にライン引き
国語の読解問題で取りつきにくいのが論説文と説明文ではないでしょうか。論説文は著者の意見を理解すること、説明文は著者の説明しようとする内容を理解して読むことが求められます。読み方としては、各段落ごとに要点をまとめながら読むことをお勧めします。まとめると言っても別に書きだしたりする必要はありません。段落ごとに祖の段落のまとめ的な文にラインを引いていくのです。キーワードにもラインを引いておきましょう。こうすることで見返した時にもう一度文を読まなくても、何が書いてあったかがラインを見ることでおおよそわかります。文書によっては段落の要点は段落の初めか終わりに書いてあります。また、引用や例示は基本的に要点には含まれません。一読して意味がよくわからなかったら、あわてずにもう一度段落を読んでみましょう。
➁小説は主人公の心理の変化に注意
小説は主人校の真理の変化を追って読み取ることが重要です。直接主人公が表現することはあまりなくて、主人公の行動や言葉、周りの情景描写などから推測しなければなりません。その時に自分だったらこう思うだろうと主観を入れてはいけません。あくまでも主人公の立場で客観的に本文から手掛かり・根拠を発見して心情を読み取らなくてはなりません。先入観を入れて読んでななりません。同じ心情で終わることは少なく、場面や時間の経過で心情が変化するのでそこを質問してくる問題が主流です。できれば普段から読書を通して感覚を養うとよいでしょう。
③学校の授業の受け方
国語の授業は退屈だと思っていませんか?しかし、点を取るために割り切るよりも、数ある文学作品の中で選ばれた作品が教科書に載っているわけで、よく聞くと意外と面白いものだと思います。具体的には授業を聞いて板書をしっかり取りましょう。あとで板書のノートを読みながら、教科書の該当部分にラインを引いてに板書の部分を書きこんでいきます。板書されないことでも、先生が結構力を入れて解説したことは同じように教科書に記しておきましょう。こうすることで、試験前に教科書を読むとき、どこに注意して読めばよいかが明瞭にわかります。読解問題ではそこに傍線が引かれ、質問がされることが多いと思います。
④文法と作文・漢字
文法については、活用の種類・活用形などの基本はしっかり覚えておきましょう。活用は母音部分の変化と後に続く語句を覚えておけば良いです。形容詞・形容動詞は少ないので活用表を覚えてしまいましょう。そして簡単な問題集で少し練習しておけばよいでしょう。作文は書く練習をして定形に慣れましょう。書きだす前に必ず段落構成と何を書くかのポイントをメモしておきましょう。いきなり書きだすのはやめたほうがいいです。初めは作文を書くというよりはいろいろ思い浮かべて一番書きやすそうな題材を見つけましょう。一般に各段落の頭に要点、その後に要点を説明する事例や根拠を書いていくと文が引き締まります。また、問題で要求されている条件を落とさないように注意しましょう。オンライン家庭教師eゼミくんでは作文や小論文・英文エッセイの添削指導を行っています。丁寧に構成からみますのでご利用ください。漢字については、読めて書ければ点数になるので、こまめに新出漢字を覚えましょう。漢字ができていればかなり高得点になったという悔しい思いはしたくないですよね。